#ジェンダー問題に思う事

オリパラ組織委員会森喜朗元会長の不適切発言を発端

とした日本のジェンダー不平等問題ですが、発言から1ヶ月あまり

たちましたが、昨日も某情報番組で取り上げられていました。

 

世界経済フォーラムジェンダーギャップ(男女格差)ランキング」で

日本は153カ国中121位と先進国の中でダントツに最下位と

なんとも世界的に恥ずかしい結果だと報じられてしました。

 

このランキングは、政治、経済、教育、健康の4分野について、

男女の間にどれくらいの格差があるのかを数値化して順位を付けた

ランキングだそうです。

ある記事では、日本の順位は、中国以下と書かれていました。

この表現は、中国の方々にも失礼な表現だと思いますが・・・

 

最初に断っておくが、私は、決して男尊女卑や女性蔑視の

思想は、持っていません。

 

確かに国会議員の女性比率は、10%弱、世界平均は25.5%

ですし企業の女性管理職比率も8%弱、世界では、27%と

やはり低い。

結果、ランキングでは、政治115位、経済144位、教育では91位、

健康では40位、総合121位なんだそうだ。

 

だから日本も女性議員を増やそう、オリパラの組織委員会長も

女性にすべきだ、女性理事を30%、40%にしよう。

企業の管理職も女性の起用を増やすべきだ。

日本はジェンダー平等に取り組まなければならない!

とワイドショーのMCやコメンテーターは、結ぶ。

 

 

女性の議員や、企業の役員、管理職の割合

増やさなければならない

 ジェンダー平等=女性の起用、女性の地位向上、女性の優遇

と言う考えには違和感を持ちます。

 

現代では、女性も平等に参政権もありますし、女性でも立候補

しようと思えばできますし、女性が起業してはいけないとか、

管理職になってはいけないと言う法律や規制もありません。

 

教育についても、原則的には、規制はありません。

例外的に、某医科大で、女子の入試を辛くして問題となった

ケースは、ありましたが・・・

健康に至っては、女性の寿命の方が長いのは、周知の事実です。

教育や、健康については、ジェンダー不平等より、経済格差の

影響の方が大きいと思います。

日本だって決して女性進出を許していないわけではないと思うのです。

 

それに現代の家庭内では、圧倒的に女性の地位の方が上

である家庭が多いのではないでしょうか?

・・・うちだけかな(TT)

 

 

 

生物学的にも男性と女性は当然違いますので、

身体的特徴も違いますし、脳科学的にも思考に違いが

あると言われています。

ですから、男女は、一様に等しいという意味では、元々平等では

無いのが当然だと思います。

 

そしてその違いは、先天的に女性の方が優れているところ

男性の方が優れているところ、逆に劣っているところがあります。

もちろん個人差や、努力の差で、逆転する場合もありますが

元々男女には、違いがあるのは、事実だと思うのです。

 

メディアの論調では、

ジェンダー平等を声高に叫ぶあまり、女性の地位を向上させる

ことばかりを強調しているように感じますが、公平な評価なくして

女性を優遇するのは違うと思います。、

 

要は、違いを認め、性別の違いでなくく、能力を公平に評価して

能力がある人が、能力を発揮できる場所で活躍できる社会になることが

ジェンダー平等ということだと思うのです。

 

女尊男卑になっては、本末転倒です。

 

 

能力のある女性が、正当な評価を得られないことは問題ですが

能力のある男性も、正当な評価を得られないことも等しく問題です。

 

ジェンダー不平等問題から始まった森喜朗元会長の辞任劇でしたが 

オリパラの組織委員会 新会長の人選はジェンダー平等だったのでしょうか?

橋本聖子さんが適していないとは、言いませんが

川渕さんも、これまでの功績からしても適任だったと思うのですが・・

 

いずれにしても

 コロナ渦ではありますが、新体制のもと東京オリパラ2020が

成功をおさめることを、祈ります。